【S31最終99位】破滅への輪舞曲(ロンド) 麗かなるバドゼルネサイクル

皆さん日々お疲れ様です!

あおムラサキと申します!

 

S31が閉幕してからかなりの時が重なりましたが、第8世代最後のS35が終了した後に待っているのが順位無しの禁伝2体環境が無限ループする世界線ということで、そこを遊泳する勇気有る方々の助けに微力ながらも成れればと思い今回投稿させて頂きました。

 

 

TN あおムラサキ

  Band Fini

    

 

*現在レンタルの方は行なっておりません(;o;)

因みにTNのBand Finiとは、和名で「はちまきヒレという意味です(^_^;)

 

 

構築経緯

単刀直入に申しますと、

①ザシアンをはじめする環境トップの禁伝は、あえて使わないようにしたかったということ。

②ただただゼルネアス、黒バドレックスの2体がポケモンとして好きだったということ。

そして、これらを机上に乗せて考えながら過去の構築記事を参照していたところ、なんとかサイクルしながらで通り道を開けることで、ゼルネアス、黒バドレックスの対面での通りが抜群に良くなるであろうという結論に達したため構築を編成することにしました。

 

 

個体紹介

 

ゼルネアス @ Pハーブ フェアリーオーラ

臆病 202(4)-151-115-183(252)-118-166(252)

 

ムーンフォース 雷 身代わり ジオコントロール

 

本構築のエース。

ゴツメランドロスを初めとする裏のポケモンでザシアンに削りを入れた後に展開することで、誰にも止められない破壊力を発揮していきます。C252振りは、ザシアン以外に対する対面性能を極限まで高めたかったために調整しました。又、ザシアンを始めとするホウオウ、日食ネクロズマなどのフェアリー技が通らない相手に対するダイサンダー展開の通りの良さには驚きました。因みにC+2のエレキフィールド下ダイサンダーで、H252振りのザシアンまでなら相当な低乱数を引かなければ一撃で落としていました。

 

最速の理由は、カイオーガ、準則サンダーの上からジオコンを積むことで相手のダイマックスさえも受けつつ起点にしていけること(耐久はほぼ無振りですが、これが決まると約半分はHPを残してくれます!)、構築単位で重めなウーラオスの上から確実に動けることで挑発を掻い潜り、被弾ダメージを最小限に抑えることが出来るために調整しました。さらに身代わりを絡めることにより、耐久サンダーの上から身代わり→電磁波を回避しつつジオコンの起点にするという流れで楽に勝利出来た試合も数多くありました。

 

 

黒バドレックス @ 襷 黒の嗎

臆病 176(4)-105-100-217(252)-120-222(252)

 

アストラルビット サイコショック マッドショット 悪巧み

 

我が構築の双璧の一角。二人目のエース。

襷で採用した理由は、悪巧み+サイコショック(ダイサイコ)でポリゴン2やラッキーを、悪巧み+マッドショット(ダイアース)でガオガエンを倒せるようにするためです。勿論、いざと言う時の全抜き性能の向上、こだわりアイテム等により発生するストレスからも解放され精神的余裕が得られたことも襷ならではの副産物であったと思います。

又、マッドショットは黒バドミラーを優位に進めるためや、襷と合わせた対面による素早さ操作としても活躍してくれました。

 

 

 

エースバーン @ 命の玉 リベロ

陽気 156(4)-168(252)-95-85-95-188(252)

 

火炎ボール 飛び膝蹴り ギガインパクト 不意打ち

 

本構築の準エース。イベルタル、日食ネクロズマの並び等の崩しとして採用。

ダイジェットを切って最速にした理由は、本シーズンのザシアンがS振り切りの最速個体が少なかったことにあります。そのため自身の素早操作をすること無く、ザシアンの上から命の玉の恩恵と共に炎技を撃つことで一撃で倒していました!代わりにダイアタックを採用することで、サンダーやイベルタル対面も負けない性能を確保しました。不意打ちに関しては、対黒バドや自身の黒バドがメタモンにコピーされた際の対策枠として採用しました。

飛び膝蹴り(ダイナックル)の採用については好みでカスタマイズしても良いかとは思います。採用経緯は、黒バドメタで出されることの多かったバンギラス対策と受け構築崩しのためでした。

ダイマエースとしても、最後の掃除役としても非常に優秀でした!

 

 

 

サンダー @ アッキの実 静電気

図太い 197(252)-110-150(252)-145-111(4)-120

 

10万ボルト 暴風 羽休め 電磁波

 

攻めて良し守って良し。まさしく世界最強のポケモン

ザシアンに対する引き裂き役。ゼルネアスに飛んできた巨獣斬を静電気込みで受け切れる硬さはもはや説明不要!ザシアンだけでなく対面の相手を確実に麻痺させるために電磁波を採用。ゼルネや黒バドが走りやすい土壌をしっかりと整えてくれました。又対面でバンギラスを倒すことも何度もあり、今作中における世界最強のポケモンっぷりに感動させられっぱなしでした!

因みにH252振りの隠れた利点として、控えめ黒バドのアストラルビットを一発確実に耐えます(ダイホロウも超高乱数を引かなければ耐えます)。電磁波と合わせるとで、黒バドの脅威を軽減していました。

 

 

 

ランドロス @ ゴツゴツメット 威嚇

腕白 196(252)-166(4)-156(252)-125-100-111

 

地震 岩石封じ 蜻蛉返り ステルスロック

 

陰の立役者。土地神様の名の通り、戦いの場作りを司って頂きました!

基本的な動きとしては、ゼルネアスVSザシアン対面での引き裂き役。相手の対面を操作した上で裏からゼルネアスのジオコン展開へと繋げていくための流れを作ってくれました。又構築単位で重めのホウオウやグラードンへのストッパーとしても活躍してくれました。その際は後出しから両禁伝を流すにも良し、対面で撃ち合うにも良しと構築の穴を一人で埋めてくれるような、そんなポテンシャルの高さを感じさせてくれました。

 

 

 

ナットレイ @ 残飯 鉄の棘

慎重(最遅) 181(252)-114-152(4)-74-184(252)-25

 

ジャイロボール はたき落とす 宿木の種 守る

 

先のランドロスとのシンメトリー。言わずと知れた最強のバイプレイヤー!

 

相手の構築にランドロスが通らないような場合(例えば、カイオーガ入りなどの場合)は、ナットレイをザシアンの引き裂きとして選出します。相手のザシアンがインファイトを覚えている場合は後出し後すぐに処理されてしまいますが、その場合は裏から黒バドレックスを出すことでザシアンをそのまま倒すor対面操作を促していきます。

又、はたき落とすを採用することで相手の火力アップアイテムやカイオーガのスカーフ等を没収することで、最速ゼルネアスのジオコン展開を促しやすくすこと、構築単位で重めの黒バドレックスを一任させることも出来ました。

さらに、ジャイロボールとはたき落とすを両採用することで、自身のゼルネアス&黒バドレックスが相手のメタモンにコピーされた際の切り返しとしても活躍してくれました。

 

 

選出

++oror

基本選出です。

ざっくりとした動きとしましては、ゼルネアスVSザシアン対面で引き裂きと交換することでザシアンに定数ダメージを入れるor麻痺を押し付けてからの対面操作を行います。ザシアンが引いた場合はその隙にゼルネでジオコンを積んでいきダイサンダー→ダイサンダー(エレキフィールド下)の展開でザシアン諸共を倒しにいきます。もしも引き裂きに対して居座って来た場合は、引き裂きがひんしで退場した後に黒バドレックスを繰り出していきましょう。手負いのザシアンを確実に落とすも良し、相手の交換読み(相手の裏にポリゴン2やガオガエンが居る場合は基本的に交換されます)に合わせて悪巧みをおすも良し、そののままバドレックスで展開を図るも良しと、非常に広い選択肢を得ることができます。

 

引き裂きの3体は、相手の構築の並びを観た上で適宜替えていきましょう。例えば、相手のもう1体の禁伝がホウオウならランドロスカイオーガならナットレイ、どちらも腐りそうなら中間択のサンダーといった具合です。

 

 

 

 

++or

イベルタル&日食ネクロズマの並びへの解答。

この2体の並びに対して、ゼルネか黒バドを通そうとすると必ずどちらか一方に止められてゲームの主導権を握られてしまいます。(例えば、黒バドがイベルタルに止められてしまえば、裏のゼルネは相手の日食ネクロズマに止められてしまいます。その逆も然りです。)そこで、この2体の並びの崩しとして確実にどちらか一方を打ち合いで倒すことが出来、あわよくば裏まで貫通させることが出来る命の玉エースバーンを採用しました。ダイアタックを採用することで相手のイベルタルに隙を与えることなく1・1交換か、乱数が味方してくれれば裏の日ネクにも炎技を撃ち込む展開に持っていくことが可能でした。ただし、エースバーンにダイマックスをきらせるまでの体力管理は徹底しましょう。サンダーを絡めて展開の場を作り、相手の出方を観ながら慎重に動いていきましょう。最後のお掃除役として一応ゼルネか黒バドは連れていきたいところなのですが、エースバーンがイベルと日ネクのどちらを倒す展開になるかは選出の段階では正直わかりません。その場合は構築単位で通りの良い方を連れていくか、イベルと日ネクのどちらの上からも動いていける最速ゼルネアスを強引に選出していました。

 

 

 

 

 

重いポケモン

 

メタモン(特に襷)

もはや説明は不要かと思いますが、ゼルネアスも黒バドレックスもメタモンの大好物です。勿論コピーの恐怖に怯えたまま試合を展開していくことになるのですが、その解答がジャイロボール&はたき落とすを採用したHDナットレイでした。引き裂きとしても裏選出することが多かったので、最後にその番人として活躍してくれることが多かったです。又黒バドのコピーに対しては、不意打ちを持った命の玉エースバーンが対応してくれました。それ以外の場合は、ゼルネアスの身代わりを上手く使ったり、黒バドの襷を残した立ち回りをするなどのプレイングが求められました。

 

 

ミミッキュ

アタッカー型、呪い型、あやゆる型がキツかったです。

基本的にゼルネアスも黒バドレックスも、化けの皮が残った状態で対面すると圧倒的に不利をとってしまいます。その為、事前にランドロスなどの引き裂き勢のポケモンに皮を剥いでもらうか、エースバーンのキョダイ火球で化けの皮諸共焼き払うことが必要になってきます。

 

 

③オーロンゲ

壁構築自体がすごく重いという訳ではなかったのですが、問題はオーロンゲ本体にありました。基本型のソウルクラッシュ持ちに加え、一時期不意打ち持ちが流行った時期があり、ゼルネも黒バドも展開を止められてしまうことがありました。

 

 

 

 

 

 

終結

 

TN Band Fini

 

 

 

 

 

最後に

ここまで長く拙い内容に目を通して頂きまして本当にありがとうございました!

 

私自身、所謂マイナーパーティーでランクマッチを勝ち進んでいくことを目標としており、そんな中で最終二桁(ギリギリすぎて胸は張りづらいのですが・・・)を獲得出来たことは本当に嬉しかったです。

「こんな単純な思考だけでも何とか二桁順位に食い込んでいける」という意味で、今後皆様のお力添えに少しでもなれれば光栄です!

 

最後まで参照して頂きましてありがとうございました。

 

 

 

 

 

ポケモン垢開設しました。まだ開設して間もないのですが、質問等は勿論のこと、お気軽に絡んで頂ければ幸いです!

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