【S35最終98位レート1956】蒼い妖炎!領域展開レシゼルネ

ユーザーの皆さん、第8世代最後のシーズン35お疲れ様でした!

あおムラサキと申します。

 

今回も明運傾き、本当にギリギリではありますが何とか最終二桁を獲得することが出来たので、そのゲテモノ構築のレシピを構築記事として投稿させて頂きます。

もしもお時間とご興味がありましたら、参照して頂ければ幸いです。

 

 

TN あおムラサキ

  Blue Violet

 

                

 

 

 

 

コンセプト

・HBカイオーガorHDグラードンで起点作りという名の道作りをする。

                ↓

・ゼルネアスor珠レシラムで開けた道で大暴れする。

                ↓

・スカーフメタモンor襷黒バドでお祭りの後の道をお掃除する。 

 

、、、という、極限の単純思考です!(^^)

 

 

構築経緯

第8世代最後のランクマッチで、大好きなレシラムと一緒に、しかもザシアンというある意味ランクマッチにおけるアキレス腱を使わずに最終二桁に入ってみたいという思い、、、本当にただそれだけでした( ;∀;)笑

そのために、ある程度使い慣れている上にレシラムの苦手なタイプ、苦手なポケモンに対する相性補完がとれているゼルネアスとタッグを組む事を考察するところから構築を開始しました。(正直なところ、ゼルネアスもまた、ただただ好きだから無理矢理組ませたのでは?という意見を強く否定することはできません(。-∀-))

しかし、この2体だけでは相手方のザシアンにテンポを取られてしまいます。よし、テンポを取りに来るなら、逆にその流れに乗ってしまおう!はい、スカーフメタモン♪笑

前回の記事でも紹介しましたが、ザシアンが居ない構築にはザシアン受けが来にくい且つ、ザシアン受けにはレシラムやカイオーガが選出画面から圧力をかけてくれるので、ザシアンを意識したメタモンは本当に通りが良かったです。

あとは、ザシアンだけではなく他のポケモンにも必ず何かしらの仕事が出来るHBカイオーガとHDグラードンを起点制作者として採用しました。

そして、本構築影のエースである襷黒バドレックスを採用しました。上記の5体と並んだ黒バドは、相手方視点壁貼りのサポート型に映ることが多いと思います。その心理を逆手に取った、挑発悪巧み型で採用することで、本シーズンを通して多かったホウオウナット軸への破壊性能や、ラッキー対策、後出しのHDザシアンを事前に積んでおいた火力で吹き飛ばすなど、有事の際の全抜き役として相手方の意表をつくような活躍したくれました。

 

 

個体紹介

レシラム @ 命の珠 ターボブレイズ

陽気 175-172(252)-121(4)-170-140-156(252)

フレアドライブ 逆鱗 竜の舞 身代わり

 

サイクルブレイカー。初めはダブルウィング媒体のダイジェットを採用していました。無論その方が自由な展開が可能で、選出の幅も広く保つことが出来ました。しかし、ダイマックスに合わせて攻撃を受け回されてしまうことが多いこと、耐久振りの電磁波撒きが多いこと、ラッキーを確実に起点にしつつ破壊できること、そもそも中間択としてのダイジェットがあまりに弱いためにダイバーン、ドラグーン展開を前に切り返されてしまうことが多かったため、身代わりを採用しました。後述の電磁波グラオーガと合わせることで、まるでジガルデかのような積み展開を繰り広げていました。実際のところ、ダイマエースというよりは選出圧力をかけることが主な仕事で、エースアタッカーのゼルネアスが通り安くなるようにザシアン、日ネクなどの鋼の重ね着を封じる守り神として大抵ベンチでドンと座っていました!しかし、ホウオウナットなどのサイクル軸へは9割近く出動していました。ゆえに身代わりが機能するのです。とは言え、ダイジェットに戻すか否かについては、最終日の朝までずっと悩んでいました。お好みでカスタマイズして良いかと思います。(・∀・)

 

 

ゼルネアス @ Pハーブ フェアリーオーラ

臆病 201-151-116(4)-183(252)-118-116(252)

ムーンフォース 雷 身代わり ジオコントロール

 

絶対的エース。レシラムと並んだ時のオーラはダイヤモンドやパール以上!(*^_^*)笑

Cぶっぱの超火力と、最速をとることによってスカーフ以外のカイオーガを起点に出来ること、イベルタルやホウオウのジェット展開を起点に切り替えしていけること、終盤に流行したオーガやディアルガのダイアタックにも臆する事がなくなること、大抵上から身代わりが置けるため、電磁波展開をジオコンの起点に出来ること、ゼルネミラーに圧倒的に強く出ていけるなどの利点の数々は使っていて本当に楽しかったです!確かにHD型の流行により対面は勿論、ダイサンダーからのエレキフィールドダイサンダーですらザシアンを倒せない場面は前期より増えました。しかし、起点要因+メタモンor襷バドまでを含めた相手の選出への貫通性能を高めたかったためこの個体で採用しました。もう一人の天敵日食ネクロズマは、よく優位対面でのジオコンに後出しされることが多っかたのですが、その場合は身代わり→日ネクのダイスチルを往なす、身代わり読みの日ネクダイアース→そこに合わせてダイサンダー、ダイウォール→日ネクダイマターン終了、エレキフィールドダイサンダーで解決していました。これもC特化の恩恵でありました。

 

 

黒バドレックス @ 襷 黒の嗎

臆病 175-105-101(4)-217(252)-120-222(252)

アストラルビット サイコショック 挑発 悪巧み

 

本構築の裏番長。他との並びから、相手方視点壁貼りのサポート型と誤認させることが多かったらしく、後出しのスウィーパーとしてだけでなく、意表を着いた全抜きアタッカーとしても活躍してくれました。さらに、構築単位で重めのラッキーやWキュレムを挑発やサイコショックで争い、HDザシアンもステロと合わせた悪巧みからの攻撃展開で突破してくれました。勿論、イベルタルとどう向き合うか問題は常に付き纏いますが、、、。また、ホウオウナットなどのサイクル軸に対しては、電磁波ステロを絡めレシラムと共闘させることで確実にどちらかが通る状況を作ることが出来ました。

 

 

グラードン @ イバンの実 日照り

慎重 207(252)-171(4)-160-120-156(252)-110

地震 ステルスロック 電磁波 堪える

 

最強の起点職人。ディアルガの特化珠ダイアイス以外であれば、確実に初手から仕事をしてくれました。また、Sに努力値を振らないことでほとんどのカイオーガとの初手対面で天候を奪取してくれるため、ゲームメイクを優位に進めることが出来ました。反面、グラードンミラーは大分不利寄りにはなりますが、、、。大抵の相手のダイマックス技は確実に一発は耐えるため、初手は安心してステロから入ることが出来ました。その後は堪える→イバンからの電磁波、万が一ダイウォールを絡められたらもう一度堪えるを選択して相手のダイマターンを往なしつつ、自身の攻撃展開に持っていくという流れが十八番でした。ただしウェポンの関係上、挑発イベルタル剣舞ランドロスにはガン起点にされてしまうため注意が必要でした。地震はザシアンなどの身代わり勢を確実に咎めるために採用しました。

 

 

カイオーガ @ ゴツゴツメット 雨降

図太い 207(252)-120-156(252)-171(4)-160-110

熱湯 冷凍ビーム 岩石封じ 電磁波

 

受けて良し、時には攻めて良しの万能プレイヤー。ザシアンをゴツメの被弾ダメージ込みで受けつつ電磁波を撒いていける何でも屋さん。Sに努力値を振らない理由としては上記のグラードンとは逆に、相手方のグラードンとの天候合戦を制することでゲームメイクを優位に進めるためです。場合によっては、その対面で相手方のグラードンダイマを強要させることが出来るため、相手のプランニングの崩壊から自身の展開へと持っていくことにも一役買ってくれました。岩石封じの採用理由については本構築の天敵ヌケニン咎められるからだけではなく、身代わりの無いルギア対面において、お互いの電磁波による名刺交換の後に岩石封じを当てることでルギアとのS関係を逆転させ、麻痺バグも絡めつつワンチャンスルギアを突破できるようになるからです。またレシラムと並べることで、選出段階でエースであるゼルネアスとメタモンの苦手な鋼タイプの複数選出に圧力をかける役割も担ってくれました。更に相手のトリックルーム展開にも強く、耐久を生かした時間稼ぎ、麻痺バグ、熱湯火傷などでトリルターンを枯らす動きも目立っていたと思います。

 

 

メタモン @ 拘りスカーフ 変わり者

H155(252)  変身

 

最も勝利を掴んで帰ってきてくれた世界最強にして最恐(勿論良い意味で)のポケモン

相手のザシアンをコピーした際の制圧力は言うまでもなく、積み構築である本構築の天敵である相手のメタモンの対策枠としても働いてくれました。それと、ザシアンをコピーした際の悪あがきの威力はもはや普通の技以上の技でした(しかも、どんな相手にも通る)!巨獣斬のPPが切れた後も降参を押さずに悪あがきを打つことによって得た勝利も数知れませんでした!(・Д・)笑

 

 

 

選出 

基本選出です。いや、むしろこれが本構築の全てです。

基本的な動きは、

・初手にグラードンでステロを撒く。このタイミングで相手方がダイマックスをきってくることが多いので、堪える+イバンの実発動からの電磁波orイバンの発動にダイウォールを合わせられたら再び堪えるを選択して相手のダイマターンを往なす。

                    ↓

グラードンの退場後は、ゼルネアスでジオコン展開を始める。後続のザシアンなどの鋼枠を考えるとやはりダイサンダー連打が望ましい。

                    ↓

・ゼルネアスで落としきれなかった相手をメタモンでコピーしてスウィープする。以上です!笑

 

この動き、もしくはこの3体の並びで対応出来なかったことがほとんどありませんでした!

イベル・バド・ザシの並び、イベル・ザシ・マシャの並び、さらにそこにカイオーガやルギアを絡められても大抵何とかなりました。(多少即席の並べ替えや交代は必要になりますが、この3体で基本賄えました。)

初手のカイオーガ対面においては、晴れ下であればHDグラードンは特化メガネ潮吹きですら87.5%で耐えてくれます。なので、ここは後のザシアンでコピーしたメタモンを展開しやすくするために、一発地震カイオーガの体力を削ってから→堪えるイバンステロを選択しましょう。(最終日、このタイミングで知り合いのトッププレイヤーの方に襷黒バドを着地させられてひっくり返りそうになったので、多少注意は必要かもしれません(^◇^;)笑)

グラードンの退場後はゼルネアスを盤面に着地させます。晴れている上にHPの削れたカイオーガの潮吹き等の水技は怖くない上に、晴れているゆえに雷麻痺の恐怖も薄い、、、そのままジオコンを積んでも良し、電磁波警戒で身代わりを置くも良しとゼルネアスの自由時間が訪れます。

そしてゼルネアスでひと暴れした後は、高確率で現れるザシアンをメタモンでコピーして一刀両断していきましょう!ステロは撒かれているは、カイオーガの体力は削れているはで、メタモンが大暴れしてくれます!

 

 

ランドロスが幅を利かせてきそうな気配がしたらこの並びの出番です。

特にランド・バド・ザシの並びに対してこの選出をすることで、負ける確率が50%以上になることはありませんでした。(つまりは、最後はスカーフメタモンの同速ゲーに頼らざるを得ないと言うことです(;o;)笑)

ポイントは相手がラスト一体になるまで、メタモン+@1が残るように立ち回るということです。ザシアンをコピーすれば相手のザシアンは倒せるのですが、後続にスカーフ黒バドが待ち構えている場合ステロ+電光石火ダメに上からアストラルビットを撃たれてしまえばメタモンは倒れてしまいます。なので相手のバドのアスビに@1の残ったポケモンを合わせ、メタモンでコピーし直す必要があるのです。

 

 

or+@1、、大抵は

大流行のホウオウナット軸に対してはこの並びです。

電磁波起点を皮切りに、身代わり竜舞レシラムを展開していきます。

グラードン始動の場合は相手のカイオーガに止められることが多いのですが、初手で対面したら地震によって削りを入れた後イバン展開で悪戯していきましょう。グラードン退場後は晴れ下レシラムの誕生です。オーガの水技なんて怖くない!ダイマor竜舞or交代読みの身代わりと自由な選択が出来ました。また後出しのカイオーガに天候を奪われてしまった場合は、堪えるイバンにより地震でHPを削るか、電磁波展開で後続をサポートしていきます。

カイオーガ始動の場合は大抵相手のナットレイに止められます。その場合は電磁波始動から、相手の守るなどのタイミングでレシラムを着地させます。ただ自分の場合は雨ターンが残り2ターンの時に強引にレシラムに交代して、残り1ターンで竜舞することで相手に圧力をかける動きをよくしていました。その後、次点で出てきた相手のポケモンに合わせてダイマor身代わりor強気の竜舞を選択していました。勿論、宿木の種などの被弾ダメージを最小限に抑えたいのであればカイオーガの退場後にレシラムをナット対面安全着地させるのも一つの手です。

そしてレシラムでひと暴れした後は、黒バドレックスを始めとする@1の枠でスウィープしていきます。事と次第によっては、この黒バドがサイクルブレイカーに転じることもあるので、臨機応変に対応できるように気持ちだけは常に構えていました。

 

重いポケモン

①命の珠ディアルガ

単体で勝てない相手ではないのですが、初手で選出されてしまうと起点作りがほぼ絶望的になる上に、仮に突破してもパーティーがほぼ半壊した状態での始動が強いられました。シーズンの中盤位から流行し始めた時には、毎日ため息しか出ない体になっていました(。-∀-)

 

 

②ザシアン、日食ネクロズマの並び

ザシアンをメタモンでコピーすることが基本概念にある構築なので、コピー後に後ろから日ネクが飛び出してきたときには何度も息が詰まりそうになりました。「その選出、レシラムどーすんの〜(^◇^;)、黒バドどーすんの〜(^◇^;)、カイオーガがアタッカーだったらどーすんの〜(^◇^;)」と何度部屋で一人念仏を唱えたかわかりません!笑

勿論、それだけ粗だらけの構築であったということは自認の上に反省しております(;o;)!

 

 

 

終結

 

TN  Blue Violet

 

 

最後に

ここまで長く拙い文章に目を通して頂きまして本当にありがとうございました!

 

私自身、この第8世代からランクマッチに参戦するようなったのですが、その中で経験した数々の対戦や思い出、そして数々の出会いは、本当にこの世界に足を踏み入れて良かったと思わせてくれるものばかりでした!

第9世代以降ももっと高みに昇っていけるように日々精進するつもりなので、是非ともよろしくお願いします!(^ ^)

 

ここまでご観覧頂きましてありがとうございました。

 

そして、本当にありがとう!剣盾、第8世代!!(^○^)

 

 

 

ポケモン専用垢です。開設して間もないのですが、お気軽に絡んで頂けると幸いです! twitter.com